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捨てられない人が捨てられないこと。

この記事を書いた人
佐藤みなと
おかたづけ便 代表/片付けアドバイザー。1984年生まれ、O型。
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「断捨離しよう」、「物を減らそう」と思っているあなた。

 

けれど、捨てるのをためらったり、捨てられないなんてことも。

実は、「あること」が捨てられなくて、物が捨てられないのです

捨てられない人には、捨てられない人特有の傾向があるのです。

捨てられない人が通る無限ループ

捨てられない人には、ある傾向があります。

それは、「最初だけ」やる気と自信も充分すぎるくらいあることです

 

「捨てよう!」「片付けよう!」と一念発起していて、

それがゆえに、「片付けができる私」の幻想に酔いしれているのです。

 

けれど、いざ片付けを始めると、事態は一転。

捨てるのをためらったり、捨てられない物が数えきれないほど出てきたり。

 

いつの間にか、やる気も自信も失われて片付けが中断しているのです。 

 

そして、中断しているからこそ、物が散乱した状態で放置。友人や知人など、身近な人に相談しても続かない。片付ける前よりも部屋が汚部屋に近づく。その無限ループに入り込むのです。

捨てられない人が捨てられないこと

この無限ループに入り込んだあなた。

どんなにもがいても、努力を積み重ねたとしても、

「捨てられない」「片付けられない」状態から脱出するのは至難の業。

 

それは、片付けのノウハウがあるかないかの問題ではないからです。

 

実は、あなたが自身で「殻」を作り上げているからなのです。

その「殻」は、たとえば、以下のものがあげられます。

言い訳

腕を伸ばさないと届かないところに入っている物。

最後にいつ使ったのか思い出せない物、などなど。

 

捨てられなかったり、片付けられなかったりする人ほど、

本当に使っているのかわからない物を多く持っています。

 

そういう人に「本当に必要?」と聞くのは危険。

 

「これはね…」

とばかりに、その物が必要な理由をクドクドと語り始めます。

言い訳にたけているのです。

 

けれど、その言い訳。

あれこれ語ってはいるけれど、もっともらしく聞こえるだけ。

言葉のひとつひとつをよく聞いてみると、中身がありません。

場合によっては、本人も不要なことを薄々気づいている場合も…。

他人の話を聞かない

捨てられない人に限って、アドバイスを求める傾向が強いです。

 

それだけ、片付けたいと思っているように見えます。

けれども、問題はその先。

 

アドバイスをされることで、自分の考えを否定された気になるのです。

片付けられないことを責められているようにも感じるのです。

 

そのアドバイスに耐えられなくなったら最後。

アドバイスを最後まで聞く耳を持たなかったり、無視をしたり。

アドバイスをしてくれた相手に悪態をつくこともあるのです。

独特の高すぎるプライド

捨てられない、片付けられない人に多いのが自信家であること。

「物は少ない方です」とか「片付けはやろうと思えばできます」とか、

平然と言えてしまうのです。

 

このようなことが言えるのは、妙な安心感。

自分はまだ大丈夫、そう思い込んでいるのです。

この安心感が、片付けができている自信につながるプライドです。

 

けれど、そのプライドが厄介。

 

自分の部屋のことで、誰かから何かを言われるのを拒絶します。

あくまで自分の信じた方法を貫こうとするのです。

 

プライドがあること自体、悪いことではありません。

ただ、プライドの使い方がズレているだけなのです。

捨てられない人に大切にしてほしいこと

では、どうすれば捨てられるようになるのでしょうか。

 

それは、言い訳を控えること。プライドを捨てることです。

そのために、できる範囲で、相手の話に耳を傾けることです。

 

 

人が何かの行動を起こすとき、そこには目的があります

捨てられない人の場合は、捨てることがその目的になります

 

 

ひとりではどうしようもない状況だから、誰かに頼っているのです。

 

話を聞いてもらいたい、状況を知ってもらいたい。

心の中では、そう願っているのです。

 

だからこそ、自分の殻を少しずつ破いていくのです。

そのためにも、他者の声に耳を傾けていただきたいのです。

 

 

「捨てた後に、その物が必要になるかもしれない」

 

そう言って、物を捨てられない方がいらっしゃいます。

けれど、本当に必要なのかなんて、捨ててみないとわからないのです。

 

捨てて、後悔してはじめて、本当に必要な物に気づくことができるのです。

 

さあ、今度こそ、捨てられない無限ループから脱出しましょう!