毒親育ちの私が考える、毒親が自分で毒を取り除く3つの方法

こんにちは。

おかたづけ便の佐藤みなとです。

 

子どもから「毒親」と言われて、ショックを受けている親世代の方々もいらっしゃるのではないでしょうか。子どもの立場からすれば、「事実として受け止めて・・・」と思うのですが、一方で、「毒親も、毒を盛られ続けていて、毒親にならざるを得なかったのではないか」とも思うのです。

 

そこで、今回は、毒親育ちの私が、毒親が自分で毒を取り除く3つの方法をご紹介します。

熱中できる好きなことを見つけること


我が家の場合のみかもしれませんが、我が家の毒親は熱中できるほどの趣味がなく、「趣味は家族」というような状況でした。このような状態だと、夫、子ども、親戚など、自分が日常的に関わっている人が、どこで、何をしているのかを細かく知ろうとします。

 

それは、ベクトルが他人に向いているからにほかなりません。どんな些細なことでも家族のことが気になるし、自分の管理下に置いて、あわよくばコントロールしたい衝動に駆られるのではないでしょうか。

 

だからこそ、趣味でも習い事でも仕事でも、どんなことでも構わないので、時間が過ぎるのを忘れられるほどに熱中できることを見つけてみてはいかがでしょうか。ベクトルを他人から自分自身へ方向を変えてみるのです。ほどよい距離感を保つことができ、少しずつ関係性にも変化が現れるのではないでしょうか。

「~すべき」の考えを減らしていくこと


親世代だと、まだ夫が仕事をして収入を得て、妻が専業主婦として家を守るというイメージが根強く、それを善とする考え方が当たり前の世の中。どんなに家事が苦手だとしても、完璧な家事、完璧な子育てをする完璧な妻が主流で、それにまつわることだと、「~しなければならない」とか「~すべき」とか、義務として課してきたのではないでしょうか。

 

けれど、毒親だって、しょせん人の子で、すべての物事に適切な判断も言い方もできるとは限りません。時に間違えたり失敗したりすることもあるでしょう。それを無理に正当化しようとするほど、見苦しいものはありません。誰も完璧を求めていません。少し肩の力を抜いて、楽にしてもバチは当たりませんよ、きっと。

自分自身を愛すること


親世代が育った時代に、毒親というカテゴリーがなかっただけで、毒親自身も、毒親(もしくはその傾向がある親)に育てられてきたのかもしれません。その場合、現代の毒親育ちの子どもと同じように、ひとりの人間として扱われていなかったり、考え方や価値観を受け止められてこなかったり、誉められてこなかったり・・・。どのように子どもと接すれば良いのかわからないのかもしれません。

 

そんなときは、自分自身を愛してほしいのです。愛する・・・だなんて、恥ずかしいと感じるかもしれませんが、子育てとか、これまでの人生で、それなりにがんばってきたことはひとつくらいはあるでしょう。そういった出来事を振り返り、肯定的に捉えて自信につなげてほしいのです(ただし、自分の殻に閉じこもって、意固地にならない程度に)。

 

自信のすべてを受け止められたとき、子どもに対する理解にも、子どもに対する接し方にも変化が表れるのではないでしょうか。

克服することに、遅いも年齢も関係ない


年を重ねれば重ねるほど、培ってきた経験や知恵を基に行動を起こす傾向が強くなり、気づかない間に頑固な人間になっている場合があるので、他者(特に子ども)の話を聞き入れる余地はないかもしれません。

 

また、「(自身が)毒親だったのかもしれない」と気づいたとしても、「子育てをまっとうした」とするプライドもあって、毒親であることを自覚したり、対峙したりすることが難しいと感じるかもしれません。

 

けれど、何かを始めたり克服(解決)したりすることに、遅いとか年齢とかは問題にはなりません。ポイントになるのは、「あなたがどうしたいのか」「(子どもと)どういう関係を築いていきたいのか」、ただそれだけなのです

 

どのような選択をするのかは個々人の考えに基づくものですし、「今のままでも良い」と感じられるのであれば、それを尊重してください。ただし、毒親育ちの子どもは、毒親だと気づいた時点で逃げる方法を模索するので、絶縁もひとつの選択肢のひとつとして考えます。そのことを頭の隅に置いた上で、自身の考えをまとめることをおすすめします。