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あなたは大丈夫?毒親の特徴をまとめてみた

この記事を書いた人
佐藤みなと
おかたづけ便 代表/片付けアドバイザー。1984年生まれ、O型。
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毒親は、1989年にスーザン・フォワードが作った言葉「毒になる親」を省略した言葉で、「子供に悪影響をおよぼす親」、「子供が厄介だと感じる親」のことを言います。特徴は、自己愛の強さとされています。

 

この言葉が日本で知られ始めたのは2008年(ウィキペディア参照)。ちょうど、1970~1980年代生まれの女性が結婚して、子育てをするようになった頃でもあります。子育てをするようになって、自分が毒親になっているんじゃないか、自分の親が毒親だったんじゃないかと感じる女性が増えていったのです。けれども、毒親がどのような言動をしているのか、よくわからないもの。そこで、今回は、毒親の5つの特徴をご紹介します。

自分の考え方・価値観が絶対的存在と認識している

物事に対する考え方や価値観は、年を重ね続けて、仕事やプライベートで色々な経験をして、自分に合うこと・合わないことを判断して作られるもの。どんな経験をするのか、その経験を通して感じたことや学んだことによって変わるものでもあるため、共感できる部分はあったとしても、考え方も価値観もあなたとまったく同じという人はいません。

 

ところが、毒親にはそのような発想がありません。自身の考え方も価値観も万人に通用する絶対に正しいものだと信じています。そのため、子供の考え方や価値観が自身のそれと異なる場合、自身の正当性を誇示しようと、全力で否定・侮辱をします。自身の保身のためには手段を選ばないのです。

被害者意識が強すぎる

毒親が自身の考え方や価値観に絶対的な自信をもっているのは、この自信があることで、はじめて自身の存在が認められると信じているからです。そのため、自己主張だけは強い傾向があります。

 

しかしながら、毒親の考え方や価値観は毒親の主張にすぎないので、根拠はありません。毒親の主張に対して疑問を投げかけたり、質問を繰り返したりすると、毒親は反論するすべがなくなり、逆ギレをします。相手に攻撃されたと認識し、被害者として振る舞うのです。

 

場合によっては、毒親だけでは太刀打ちできないと判断し、周りにいる家族(配偶者)や親せき、親しい友人などに味方になって応戦してもらおうとすることもあります。当然のことながら、毒親は自身にとって都合の良いことしか話さないので、味方を盾にして被害者として振る舞います。

自分の非を認めない/認められない

どんなに年を重ねて、経験を積んだとしても、判断を誤ることは誰もが一度は経験したことがあるはず。相手の話を聞いたり、物事の状況を確認したりした結果、自身の言動に非があったと自覚した場合には、謝罪をするなどの対応をするでしょう。

 

しかし、上記の通り、毒親は自身の考え方や価値観だけでなく、言動も絶対に正しい、正当性を誇示します。子供の話を聞くことも、受け止めることもしません。物事を客観的に見て判断することには拒絶反応を示します。仮に、自身に非があると認識した場合でも、自身の正当性を誇示したために、謝ることも非があることも認めることができないのです。

子供に対してマウンティングをする

 毒親は、自身の言動に自信を持つことができなかったり、解消のできないコンプレックスを抱えていたりして、自己嫌悪の塊です。その自己嫌悪は自身で解消することができないので、解消する手段として、子供にすべてを託そうとします。

 

そのため、毒親にとっては、子供が毒親の意に反する言動をすることがもっとも困ることであり、あってはならないこと。子供が毒親の思う通りの言動をするために、「逆らってはいけない」という認識を子供に植え付ける必要があります。そのため、毒親は、暴言や暴力を使って、子供が幼いころからマウンティングを続けるのです。

世間体を気にしすぎる

毒親がもっとも気にしていることは、世間(他人)からどのように見られているのかということです。自身の正当性を誇示するためには、自身と世間との間にズレがあってはならないからです。

 

たとえば、自分の言動が親としてふさわしいものであるのかどうか。子供の手本にならなければならないと意識をしすぎて、自身の本性を押し殺してまで良き親を演じることがあります。世間と同じ、もしくは世間よりも少し上の生活レベルでいるかどうかも、判断材料になるでしょう。

 

もちろん、子供にもズレがあってはなりません。子供が結婚しているか、孫がいるか、家を購入しているかなど、子供が毒親の望む通りのことをすることを望みます。未婚であったり、離婚歴があったり、毒親に対して手厚く対応をしなかったり、毒親の願望に反する言動をする子供は、毒親にとっての汚点になるのです。

まとめ

毒親は、「家族」という枠組みの中で、いかに自身の欲求を最大限に満たせるのかを考えています。自身の欲求を満たすためには手段を選ばないので、子供でさえも手段のひとつとみなします。

 

それは、社会や世間によって「あるべき姿」を決められてしまい、個人の考え方や価値観は二の次、三の次にされてきた毒親世代の時代背景が影響しています。考え方や価値観の多様性が認められるようになったからこそ、はじめて「自分」という存在を出せるようになったのかもしれません。

 

だからと言って、毒親が子供に対して行ってきたことは自分勝手で、許されることではありません。毒親の毒に苦しめられているのは子供。毒親育ちの子供ができることは、毒親の毒から自身を解放すること。そして、毒親の毒を今以上に広げないこと。大切なのは、毒親のふるまいを見て、我が身を振り返ることなのです。